遺産分割の割り当ての使い方
「遺産分割」は、財産目録に入れた財産に相続人を割り当てて、誰が何をどれだけ取るかを決める画面です。
このページでは、ドラッグでの割り当て方と、協議証明書をPDFにするまでを説明します。
遺産分割の割り当てでできること
遺産分割は、相続人全員の話し合いで、誰がどの財産を取るかを決める手続きです。この画面はその結果を入力するところで、財産の一覧に相続人を当てはめていきます。
操作は、左に並ぶ相続人の駒を、右に並ぶ財産のカードへドラッグするだけです。1つの財産に複数人を入れると、まずは法定相続分の比で自動的に振り分けられ、そのあとスライダーで割合を動かせます。合計は常に100%になるよう調整されます。
割り当てた結果からは、その場で遺産分割協議証明書のPDFを作れます。この画面の見出しの右にあるボタンから出力します。次の「協議書」ステップは条文の並び順や条項を整える画面で、PDFの出力ボタンはそちらにはありません。
入力した内容も作られるPDFも、ブラウザの中だけで処理されます。サーバーには送信されません。
こんなときに使います
- 話し合いで決まった分け方を、抜けなく書き留めておきたいとき。
- 不動産は長男、預金は兄弟で等分、というように財産ごとに取る人を変えたいとき。
- 法定相続分どおりではない割合で分ける案を、いくつか比べてみたいとき。
- それぞれの相続人がいくら受け取ることになるのか、金額で確かめたいとき。
- 決まった内容をそのまま遺産分割協議証明書の形にしたいとき。
使い方の手順
- 1
「遺産分割」のステップを開く
- 画面
- 画面上部に並ぶ6つのステップバーの、左から4番目。
- 操作
- 「遺産分割」を押します。
この画面は、相続人と財産の両方が入っていて初めて使えます。どちらかが足りないときは「相続人と財産が必要です。」という案内だけが表示されます。先に「相続人の特定」と「財産目録」を済ませてください。
- 結果
- 左に相続人の駒、右に財産のカードが並んだ画面になります。
- 2
相続人を財産カードにドラッグする
- 画面
- 左の「相続人(ドラッグして割り当て)」の駒と、右に並ぶ財産のカード。
- 操作
- 取る人の駒をつかんで、財産カードの「ここに相続人をドロップ」と書かれた枠まで運びます。
財産カードには、種類のラベル、財産の名前、評価額が並んでいます。1人だけを落とせばその人が全部を取る形になります。2人目、3人目を同じカードに落とすと、法定相続分の比で自動的に振り分けられます。
- 結果
- カードの中に相続人の名前と持分が並び、金額のある財産では取得額も表示されます。
- 3
スライダーで割合を調整する
- 画面
- 複数人を割り当てた財産カードの中にある、横に伸びるスライダー。
- 操作
- スライダーのつまみを左右に動かして、取り分の境目を変えます。
2人で分けるときは1本のスライダーが出て、左端と右端にそれぞれの名前が出ます。つまみを動かすと2人の取り分が同時に変わります。3人以上のときは1人につき1本のスライダーが出ます。動かした人の割合が確定し、残りが他の人へ均等に配られます。合計は常に100%に保たれます。
- 4
割り当てをやり直す
- 画面
- 財産カードの中の、相続人の名前が入った行の右端。
- 操作
- 外したい人の行にある「解除」を押します。
外すと、残った人たちで割合が計算し直されます。全員を外すと、そのカードは「ここに相続人をドロップ」の状態に戻ります。割り当てていない財産があると協議書に載らないので、最後に空のカードが残っていないか見てください。
- 5
取得額の合計を確認する
- 画面
- 左の相続人の駒の下にある「取得額(金融・有価証券・その他)」の一覧。
- 操作
- 相続人ごとの金額と、その下の「財産総額」を見比べます。
ここに出るのは金額の分かる財産だけの合計です。不動産は「※ 不動産は金額に含めず持分で表示します。」と注記があるとおり、この集計には入りません。不動産を含めた公平さを見るときは、財産目録に評価額を入れたうえで別に足し合わせて考えてください。
- 6
遺産分割協議証明書をPDFで出力する
- 画面
- 画面上部の「遺産分割」の見出しの右にあるボタン。
- 操作
- 「協議証明書を生成(PDF)」を押します。
財産に相続人を1人も割り当てていないと、このボタンは押せません。出力されるのは1人1通の様式で、相続人の人数分がまとめて作られます。相続人それぞれに署名押印をもらい、全部そろえて1つの合意として使う形です。
- 結果
- 「遺産分割協議証明書_(被相続人名).pdf」という名前でPDFが保存されます。
注意していただきたいこと
相続人全員の合意が要ります
遺産分割は、相続人のうち1人でも欠けると成立しません。連絡が取れない方や、未成年・判断能力に不安のある方がいる場合は、家庭裁判所の手続きが別に必要になることがあります。専門家にご相談ください。
画面の割合は自動で調整されます
スライダーは合計が100%になるように、動かしていない人の割合を自動で書き換えます。特定の人の取り分を固定したいときは、その人を最後に動かしてください。
試してみたいときはサンプルを使えます
見出しの右にある「テストデータ読込」を押すと、相続人と財産がそろった架空のデータが入り、操作を試せます。押すと現在の入力が上書きされる確認が出るので、自分の入力を始めたあとは使わないでください。
不動産は金額ではなく持分で扱われます
不動産に複数人を割り当てると、共有として持分が表示されます。共有にすると将来の売却や次の相続で手続きが増えるため、誰か1人が取得して代償金を払う方法も含めて検討することをおすすめします。
次にすること
分け方が決まったら、書面としての体裁を整えます。「協議書」のステップでは、条の並び替えや、葬儀費用の負担などの条項の追加ができます。
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