家系図エディタの使い方
家系図エディタは、亡くなった方を中心に家族関係を図として組み立てる無料ツールです。
このページでは、人物の足し方から法定相続情報一覧図へ引き継ぐまでの流れを説明します。
家系図エディタでできること
家系図エディタは、相続人が誰になるかを考える前段として、家族関係そのものを図に起こすツールです。人物のカードを置き、親子・夫婦の線でつないでいきます。登録は要りません。
入力した氏名や生年月日はブラウザの中だけで処理され、サーバーには送信されません。サイト共通のアクセス解析は動作しますが、入力した内容は解析の対象に含まれません。保存もお使いのパソコンへのファイル書き出しで行います。
組み上げた家系図は、そのまま法定相続情報一覧図ツールへ引き継げます。同じ家族構成を二度入力せずに済みます。
操作はカードのクリックが起点です。線をドラッグして引く操作はありません。カードをクリックするとその場にメニューが出て、そこから親・配偶者・子を足します。
こんなときに使います
- 誰が相続人になるのか、まず家族関係を目で見て整理したいとき。
- 兄弟姉妹が多い、前婚の子がいるなど、言葉だけでは関係を追いにくいとき。
- 亡くなった方より先に子が亡くなっていて、代襲相続になるかどうかを確かめたいとき。
- 打ち合わせや親族への説明に使う関係図を、A4またはA3の紙で用意したいとき。
- 法定相続情報一覧図をつくる前に、下書きとして家族構成を固めておきたいとき。
使い方の手順
- 1
最初の人物を追加する
- 画面
- 「家系図エディタ」を開いた直後の画面。まだ何も無い作図エリアの中央。
- 操作
- 中央に出ている「最初の人物を追加」のボタンを押します。
最初の1人は誰から始めても構いません。亡くなった方から始めると、その人を軸に上へ親、横へ配偶者、下へ子を足していけるので分かりやすくなります。
- 結果
- 「人物1」という名前のカードが1枚置かれ、そのカードのメニューが開いた状態で出ます。
- 2
カードの名前を書き換える
- 画面
- 作図エリアに置かれた人物カード。カードの中の名前の文字の部分。
- 操作
- カードの名前の文字をクリックし、氏名を入力して Enter を押します。
名前の文字をクリックしたときだけ、その場で編集できる状態になります。カードの余白をクリックするとメニューが開くので、書き換えたいときは文字そのものを狙ってください。取り消したいときは Esc を押します。
- 3
カードのメニューから家族を足す
- 画面
- 人物カードの余白をクリックしたときに、カードの右横へ出てくるメニュー。
- 操作
- 「両親を追加」「配偶者を追加」「子を追加」「養子を追加」から、足したい関係を選びます。
「両親を追加」を選ぶと、父と母が夫婦として現れ、その人が2人の子になります。片方の親しか分からないときは、下に小さく出る「片親を追加」を使ってください。すでに親が1人だけいる場合は、同じ位置のボタンが「もう片方の親を追加」に変わります。
- 結果
- 選んだ関係の位置に新しいカードが増え、線でつながります。
- 4
夫婦の子は婚姻線の赤い点から足す
- 画面
- 夫婦のカードをつなぐ横線の真ん中にある、赤い丸の点。
- 操作
- 赤い点をクリックし、出てきたメニューの「この夫婦の子を追加」を押します。
カードのメニューにある「子を追加」は、その人ひとりだけの子として足します。夫婦2人の子にしたいときは、必ず赤い点から足してください。ここは相続人の範囲に直結する分かれ目です。養子を足す場合は「この夫婦の養子を追加」を選びます。
- 5
生年月日と死亡年月日を入れる
- 画面
- カードのメニューにある「生没年月日を入力」を押すと開く「人物の詳細」パネル。
- 操作
- 「生年月日」「死亡年月日」の欄に、「令和3年6月4日」のように和暦で入力します。
死亡年月日は誰が相続人になるかを左右します。亡くなった方の死亡日はもちろん、先に亡くなっている子や兄弟姉妹の死亡日も入れてください。前婚と後婚があるときは、同じパネルの下にある「婚姻日」「離婚日」も埋めておくと、配偶者の特定がはっきりします。
- 6
被相続人を指定する
- 画面
- 亡くなった方のカードをクリックして開いたメニューの下のほう。
- 操作
- 「被相続人に設定」を押します。
誰の相続を考えるのかを決める操作です。ここを決めないと、あとの「法定相続情報に送る」が使えません。指定するとカードの右上に「被」の印が付きます。別の人に変えたいときは、同じ場所が「被相続人を解除」に変わっています。
- 結果
- カードが枠線で強調され、右上に「被」の丸い印が付きます。
- 7
配置と表示を整える
- 画面
- 画面上部の帯にある表示切り替えのボタンと、作図エリア全体。
- 操作
- 「生没年月日を表示:OFF」を押して表示に切り替え、位置がずれていれば「自動配置に戻す」を押します。
カードはドラッグで動かせますが、動かした人物には左上に小さな印が付きます。重なってしまったときは赤い枠と「位置が重なっている人物がいます。「自動配置に戻す」で解消できます。」という表示が出ます。不要な線はクリックして Delete キーで消せます。線を消しても人物は残ります。
- 8
家系図を保存する
- 画面
- 画面右上の「PDF保存」と、その右の「家系図を保存」「ファイルから開く」。
- 操作
- 紙にするなら「PDF保存」の「A4横」か「A3横」を、続きを編集するなら「家系図を保存」を押します。
PDFはどちらの用紙でも自動で1枚に収まるように縮尺が調整されます。人数が多いときはA3横のほうが読みやすくなります。「家系図を保存」はJSONファイルとしてパソコンに書き出す操作で、被相続人の指定や手で動かした位置も一緒に保存されます。次回は「ファイルから開く」で続きから編集できます。
- 9
法定相続情報一覧図に送る
- 画面
- 画面右上の「法定相続情報に送る」ボタン。
- 操作
- 「法定相続情報に送る」を押します。
家系図の内容が法定相続情報一覧図ツールの入力に変換され、その画面へ移ります。入力の抜けや注意点があるときは「送信前にご確認ください」というダイアログが出るので、内容を読んだうえで「このまま送る」か「戻って直す」を選びます。直すべき不備があるときは「送信できません」と表示され、先へは進めません。
- 結果
- 法定相続情報一覧図ツールが開き、家系図の人物がフォームに入った状態になります。
注意していただきたいこと
相続人の判定は参考値です
このツールと連携する判定では、相続放棄・廃除・欠格・内縁は考慮していません。画面下部にも同じ但し書きが常に表示されています。実際の手続きに使う前に、司法書士などの専門家にご確認ください。
自動保存はされません
作図した内容はブラウザを閉じると消えます。途中で中断するときは「家系図を保存」でJSONファイルに書き出してください。書き出したファイルはお使いのパソコンに保存され、こちらのサーバーには残りません。
養子縁組は種別によって扱いが変わります
「養子を追加」で足した人は普通養子として扱われます。特別養子に変えるときは「人物の詳細」パネルの養子の表示にある切り替えボタンを使ってください。ただし特別養子を含むご家族は、法定相続情報一覧図の自動作成に対応していない場合があります。その場合は専門家にご相談ください。
書き出したファイルの扱いにご注意ください
PDFやJSONには氏名・生年月日・死亡年月日が含まれます。共有パソコンで作業したときは、書き出したファイルの置き場所を確認してください。
次にすること
家族関係を組み終えたら、法務局に出す法定相続情報一覧図の形にまとめます。家系図から「法定相続情報に送る」で引き継いだ内容を、そのまま様式に落とし込めます。
法定相続情報一覧図の使い方を読む