相続登記を自分で進めていました。途中から司法書士に頼めますか?
ご相談
父名義の実家を相続するため、自分で戸籍を集め、相続登記の書類も調べてきました。ただ、戸籍が全部そろっているのか、申請書をこのまま作ってよいのか分かりません。途中まで自分で進めた状態から、司法書士へお願いすることはできますか。
途中からでも、相続登記を司法書士へ依頼できます
法務局へまだ申請していなければ、集めた戸籍や作成途中の書類を、そのまま司法書士へ渡せます。初めからやり直すのではなく、使える書類と不足している書類を確認し、今の続きから相続登記を進めます。
ここまでご自身で調べ、役所へ行き、戸籍を一通ずつ集めた時間は無駄になりません。書類が全部そろっているか分からなくても、相談前にご自身で仕分け直す必要はありません。
すでに法務局へ申請書を提出している場合は、申請前の引継ぎとは確認方法が変わります。申請した法務局、受付年月日と受付番号、補正の連絡が来ているかを確認し、早めに司法書士へ伝えます。
途中から依頼するときに、最初に分かればよい3つのこと
- 法務局へ申請書を提出したかまだ提出していなければ、現在の書類を確認して申請まで引き継げます。提出済みなら、受付票や法務局からの連絡も一緒に確認します。
- 手元にどのような書類があるか戸籍、住民票、印鑑証明書、固定資産税の書類、登記事項証明書、作成途中の協議書や申請書など、今あるものをまとめます。必要かどうかを先に選ぶ必要はありません。
- 誰が不動産を相続する予定かすでに家族で決まっているのか、まだ話合いの途中なのかを伝えます。決まっていない場合に、依頼前に無理に結論を出す必要はありません。
かんたん診断|相続登記の続きを自分でする?任せる?
進捗 1 / 5問
分からない言葉を調べながら進めるのは得意ですか?
今、相続登記の知識があるかではなく、説明を読んで調べる作業に取り組めそうかで答えてください。
質問と結果の目安をまとめて読む
今の気持ちや、分かっている状況で答えてください。「まだ分からない」も選べます。回答に合わせて、進め方とその理由を表示します。
- 分からない言葉を調べながら進めるのは得意ですか?
今、相続登記の知識があるかではなく、説明を読んで調べる作業に取り組めそうかで答えてください。
- はい:分からないことを調べながら進められそうです。
- いいえ:説明を読んで調べる作業が負担になりそうです。
- まだ分からない:調べながら進められるか、まだ判断できていません。
- 書類の氏名・住所・数字を見比べる作業は苦になりませんか?
戸籍や登記事項証明書の記載を読み、申請書に記載する内容を確認する作業を想像してみてください。
- はい:書類を見比べる細かい作業に取り組めそうです。
- いいえ:氏名・住所・数字の細かい確認は負担になりそうです。
- まだ分からない:書類を確認する作業に取り組めるか、まだ判断できていません。
- 書類の請求や家族との連絡に、時間を取れそうですか?
一度で終わるとは限りません。役所への請求、家族とのやり取り、問い合わせや書類の訂正に使う時間も考えてください。
- はい:書類の請求や確認に使う時間を取れそうです。
- いいえ:書類の請求や家族との連絡に使う時間が限られています。
- まだ分からない:手続きに使える時間を、これから確認する必要があります。
- 申請書を法務局へ提出済みですか?
書類を集めている段階や、申請書を書いている段階なら「いいえ」です。
- はい:すでに法務局へ申請書を提出しています。
- いいえ:法務局への申請前です。
- まだ分からない:法務局へ申請済みかどうかを、先に確認する必要があります。
- ご自身の手間を減らすことを優先したいですか?
自分でできそうでも、忙しいので任せたい、ほかのことに時間を使いたい、という選び方もできます。
- はい:ご自身で作業するより、手間を減らすことを優先したいと考えています。
- いいえ
- まだ分からない:自分で使える時間と、依頼にかかる費用を確認してから決めたいと考えています。
結果の目安と次にすること
- 自分で手続きを続けることを検討できそうです
すでに集めた書類を確認し、まだ必要な書類や作業を確かめてください。分からない記載や書類があれば、司法書士へ相談できます。
次にすること:- 取得した書類と、済ませた作業を確認する:取得した戸籍や作成中の書類を見直し、何が未確認かを確かめてください。
- 済ませた作業と、困っていることを確認しましょう
何が済んでいて、どの作業が負担なのかを確認してから、続けるか依頼するか考えてください。
次にすること:- 取得した書類と、済ませた作業をまとめる:法務局へ申請済みかどうかも、相談時に伝えてください。
- 司法書士への依頼を検討してみましょう
戸籍の収集から申請まで、司法書士へ依頼できます。負担に感じる作業を任せたいことや、まだ分からないことを、依頼時にお伝えください。
次にすること:- 今ある資料をまとめる:課税明細書、登記事項証明書、取得済みの戸籍など、手元にあるものからで構いません。
- 依頼する範囲と費用を確認する:書類収集、協議書の作成、登記申請のどこまで含まれるかと、報酬・実費を確認します。
- 申請先の法務局への確認から始めましょう
申請済みという回答でした。途中から依頼する場合は、申請先の法務局、受付年月日や受付番号、補正の連絡内容を司法書士へ伝えてください。
次にすること:- 申請済みの内容を確認する:受付に関する資料や、法務局から届いた連絡を手元にまとめてください。
申請の可否を確定する診断ではなく、自分で取り組むかを考える目安です。回答はこの画面内で使い、保存・送信しません。
集めた書類を確認し、今の続きから進めます
- 今ある書類を、そのまま確認する
書類の順番がばらばらでも、途中まで書き込んだ申請書が混ざっていても構いません。まず、何が手元にあるかを確認します。
- 現在の登記と相続人を確認する
不動産の現在の名義と、戸籍から分かる相続人を照らし合わせます。ここで、集めた戸籍がどこまで使えるかも確認します。
- 不足している書類だけを補う
すでに取得した書類を生かしながら、足りない戸籍や住所の書類などを追加します。同じ書類を理由なく集め直すものではありません。
- 分け方に合った書類を整える
遺言書の有無と、誰が不動産を取得するかに合わせ、必要であれば遺産分割協議書や法定相続情報一覧図などを作成します。
- 司法書士が相続登記を申請する
申請内容と必要書類を確認し、委任を受けた司法書士が法務局へ相続登記を申請します。
戸籍は一通ずつではなく、亡くなった方から相続人までのつながりを見て判断します。相談の前に「これで全部だろうか」と、ご自身だけでもう一度読み直さなくて大丈夫です。
私なら、まず申請前かどうかと、今ある書類を確認します

小野田 敦士
- 司法書士
- 行政書士
- 宅地建物取引士
「途中まで自分で進めました」と相談されたら、まず法務局へ申請済みかを伺います。まだ申請前であれば、集めた書類をそのまま引き継ぎます。きれいに並べ直していただく必要はありません。
次に、現在の登記と戸籍全体を確認します。使える書類はそのまま使い、不足しているものだけを補います。作成途中の協議書や申請書があれば、それも含めて現在地を整理します。
ここまでご自身で進めたことを、最初からやり直す必要はありません。どこまで終わっていて、これから何が必要なのかを分けるところから、こちらで続けます。
途中まで進めた相続登記を、その続きから引き継ぎます
- 集めた戸籍を確認し、相続人と不足している書類を整理する
- 現在の登記を確認し、相続登記の対象になる不動産を確かめる
- 必要な戸籍や評価証明書など、足りない書類を取得する
- 遺産分割協議書や法定相続情報一覧図など、必要な書類を作成する
- 委任を受け、相続登記の申請から完了後の確認まで進める
戸籍や申請書を全部そろえてから相談する必要はありません。途中まで集めた書類も、分からなくなって止まったところも、そのままで構いません。
ここまで進めた作業を生かしながら、残りの相続登記をまとめて引き継ぎます。
相続登記をまとめて依頼するさいたま市浦和区の司法書士事務所/全国の不動産に対応相続登記を途中から依頼するときによくある質問
自分で集めた戸籍が全部そろっているか分かりません
全部そろっていると判断してから依頼する必要はありません。戸籍全体から相続関係を確認し、足りないものがあれば、その分だけ追加していきます。
作りかけの遺産分割協議書も見てもらえますか?
作成途中のものも一緒に確認できます。すでに相続人全員が署名・実印を押している場合は、その内容と不動産の表示を確認してから、相続登記に使えるかを判断します。
法務局へ申請した後でも依頼できますか?
申請前の引継ぎとは進め方が異なります。受付票と提出した書類の控え、法務局からの補正連絡があればその内容を用意し、現在の申請状況を確認します。
何も集めていない状態でも依頼できますか?
依頼できます。現在の登記、相続人、遺言書の有無から確認し、必要になる戸籍や書類を整理して相続登記まで進めます。