浦和ホーム司法書士・行政書士・宅地建物取引士事務所案内
相続登記と実家売却の相談事例

売却中の実家が売れないときは?|反響を比べるかんたん診断

ご相談

再構成した相談例

相続した実家を仲介会社に依頼し、物件サイトにも掲載していますが、買い手が決まりません。担当者から価格の見直しを提案されています。閲覧が少ないのか、内覧後に見送られているのかも含め、何を比べて考えればよいでしょうか。

反響の状況を分け、近隣の似た物件と比べます

まず販売報告で、閲覧・問い合わせ・内覧・購入申込みがそれぞれ何件あったかを確かめます。そのうえで、近隣の似た物件の売出価格や成約事例、把握できる反響と比べます。どの段階で止まっているかに応じて、広告、価格、内覧時の対応、契約条件を見直します。

この記事は、すでに仲介会社へ依頼し、物件サイトへ掲載している方に向けています。閲覧数が実際に少ないことと、数字をまだ聞いていないだけの状態は分けて考えます。値下げが必要かどうかも、販売状況と比較資料を確かめてから担当者と相談します。

販売状況と、比較する資料を確認します

  • 掲載先と、期間ごとの反響掲載ページのURL、集計期間、閲覧・問い合わせ・内覧・申込みの件数と内容を確かめます。掲載してからの経過日数も控えておきます。
  • 近隣の似た物件の価格と条件同じ地域・種類・広さ・築年・価格帯を目安に、今売っている競合物件と、すでに売れた成約事例を分けて確認します。
  • 購入希望者が見送った理由担当者が把握している範囲で、質問されたこと、内覧の感想、申込みの条件を確かめます。分からない理由を推測だけで埋めないようにします。

売却中の実家、何を見直す?かんたん診断

仲介会社へ売却を依頼し、すでに物件サイトへ掲載している場合の確認です。販売状況、物件の種類、比較資料についての3問に答えると、担当者と次に確認することが分かります。

進捗 1 / 3問

質問 1 / 30 / 3問回答済み

今の販売状況は、どれに近いですか?

担当者から聞いた説明や販売報告の内容をもとに選びます。具体的な件数が手元で分からないときは、「件数や販売状況が分からない」を選びます。

質問と結果の目安をまとめて読む

仲介会社へ売却を依頼し、すでに物件サイトへ掲載している場合の確認です。販売状況、物件の種類、比較資料についての3問に答えると、担当者と次に確認することが分かります。

  1. 今の販売状況は、どれに近いですか?

    担当者から聞いた説明や販売報告の内容をもとに選びます。具体的な件数が手元で分からないときは、「件数や販売状況が分からない」を選びます。

    • 件数や販売状況が分からない
    • 物件ページの閲覧が少ない
    • 閲覧はあるが、問い合わせが少ない
    • 問い合わせはあるが、内覧に進まない
    • 内覧はあるが、購入申込みがない
    • 購入申込み後、条件がまとまらない
    • 契約後、決済・引渡しへ進めない
  2. 売りに出している物件はどれですか?

    戸建ての場合は、建物だけでなく土地の条件もあわせて確認します。

    • 戸建て
    • マンション・団地の一室
    • 土地
  3. 近隣の似た物件と、どこまで比較できていますか?

    売出価格、成約事例、反響について、担当者から比較の説明を受けたかどうかで選びます。他社物件の閲覧数まで分かっている必要はありません。

    • 価格と反響について、比較条件も含めた説明を受けた
    • 価格だけ、または一部の情報しかない
    • 比較資料をまだ確認していない

結果の目安と次にすること

回答に合う販売段階の確認事項に、物件の種類と比較資料に応じた確認事項を加えて表示します。

  • 販売報告で、反響の件数と内容を確認しましょう

    実際に閲覧が少ないのか、それとも件数をまだ聞いていないだけなのかを切り分けます。掲載サイトごとの集計期間とあわせて、閲覧、問い合わせ、内覧、購入申込みの進み具合を担当者に確認します。

    次にすること:
    • 掲載先と、把握できる数字を聞く:掲載URLを実際に開き、集計期間と指標の意味も確認します。取得できない数字は未確認として扱います。
    該当する確認項目を読む
  • 掲載先・価格帯・写真を、近隣の似た物件と比べましょう

    同じサイト・集計期間で、仲介会社が扱う類似物件の反響など、担当者が把握できる情報をもとに比べます。近隣全体の動きも確認し、ご自身の物件だけに違いがあるかを見ます。

    次にすること:
    • 掲載条件と最初に見える情報を確認する:エリア、種別、価格、面積などの検索条件や、掲載写真、情報の更新状況を確認します。設定した価格が、検索している人の予算帯と合っているかも比べます。
    該当する確認項目を読む
  • 価格と掲載内容を、購入候補の物件と比べましょう

    近隣にある同じ種類・同じ価格帯の物件と、写真や間取り、広さ、築年数、説明内容を比べます。現在売り出されている価格と、実際に取引された成約事例を区別したうえで、今の価格の根拠を担当者に確認します。

    次にすること:
    • 購入を検討するための情報が載っているか確認する:室内の状態や家財の有無、引渡し時期などの説明が、実際の状況と合っているかを確認します。比較する相手の条件が違っていれば、閲覧数だけで原因を判断することはできません。
    該当する確認項目を読む
  • 問い合わせの内容と、内覧の日程調整を確認しましょう

    問い合わせが具体的な購入の相談だったのか、何を聞かれたのかを確認します。質問に答えたあとで内覧に進まなかった理由や、見学の候補日時を提示できていたかを担当者に確認します。

    次にすること:
    • 見学できる条件を比べる:近隣の比較物件と、内覧できる曜日、鍵の手配方法、現在の居住状況、引渡し条件を比べます。問い合わせの件数だけでなく、実際のやり取りの内容まであわせて確認します。
    該当する確認項目を読む
  • 内覧で見送られた理由を、価格と現況に照らしましょう

    担当者が把握している見送りの理由を確認します。室内の印象や建物の傷み、修繕の負担、周辺の環境、価格など、繰り返し挙がっている点がないかを見ます。

    次にすること:
    • 競合物件を含めて見直す点を決める:掲載写真と現地での印象の違いや、購入後に買い手側にかかる費用まで含めて比べます。片付けや修繕、価格の見直しは、それぞれにかかる費用と今後の見込みを担当者と相談したうえで選びます。
    該当する確認項目を読む
  • 申込条件と希望条件の違いを確認しましょう

    価格、引渡し日、家財や修繕の負担、融資の予定など、合意していない項目を分けます。買主の申込みと、売主の希望条件を担当者と確認します。

    次にすること:
    • 調整できる条件を家族で決める:価格だけでなく、ほかに調整できる条件がないかも確認します。購入申込みを受けた段階と、売買契約が成立した段階は同じではありません。
    該当する確認項目を読む
  • 契約書と、決済までに必要な準備を確認しましょう

    契約を結んだあとは、買主の資金準備や融資、相続登記、家財の搬出、引渡し条件などの進み具合を確認します。まずは担当者と一緒に、契約で取り決めた期限や条件を確かめます。

    次にすること:
    • 担当者・司法書士へ予定を共有する:何がまだ終わっていないか、誰がいつまでに進めるのかを確認します。契約の解除や責任の所在が問題になる場合は、契約内容に応じて弁護士などへの確認も必要です。
    該当する確認項目を読む
  • 戸建てで比較する条件:土地・建物それぞれの広さ、築年、駅からの距離、道路や駐車、建物の状態、修繕の記録を比べます。購入後に必要になりそうな費用も担当者と確認します。
  • マンション・団地で比較する条件:同じマンション内や近隣の似た住戸と、広さ、所在階、向き、室内の状態、管理費・修繕積立金の額、管理状況を比べます。
  • 土地で比較する条件:広さだけでなく、形、道路、土地の使い方に関わる条件や、分かっている境界・整備状況を担当者と確認します。確認資料の有無も比べます。
  • 比較できていない項目を担当者へ聞く:同じ地域、同じ種別、近い価格帯の中で、売出価格と成約事例を分けた比較を依頼します。反響については、仲介会社が扱う類似物件や、サイトが提供する比較情報があれば使い、ご自身の物件の以前の期間とも比べます。
  • 比較対象と数字の数え方をそろえる:同じサイト、同じ集計期間、掲載開始からの経過日数、それぞれの数字の定義を確認して条件をそろえます。地域、広さ、築年数、価格帯の違いが大きい資料は、その差を踏まえたうえで読み取ります。

確認項目を整理するための目安です。売れない原因、適正価格、売れる時期を確定するものではありません。回答は保存・送信しません。

回答に合う販売段階の確認事項に、物件の種類と比較資料に応じた確認事項を加えて表示します。

売出価格・成約事例・反響を、条件をそろえて比べます

比較するものそろえる条件・確認すること
掲載中の物件の売出価格同じ地域・種別を基本に、広さ、築年、駅からの距離、状態などの違いを確認します。売出価格は、実際に売れた価格とは限りません。
類似物件の成約事例いつ、どの条件の物件がいくらで売れたかを確かめます。事例が古い、場所が離れている、物件の条件が違う場合は、そのまま当てはめずに担当者へ違いを聞きます。
閲覧・問い合わせ・内覧の件数把握できる指標を、同じサイト・集計期間・数え方で比べます。閲覧回数なのか人数なのか、同じ人の複数の問い合わせをどう数えるのかなど、提示された数字の意味も確認します。取得できない数字は未確認として扱います。

他社物件の閲覧数や問い合わせ件数は、担当者にも分からない場合があります。その場合は、担当者が把握できる類似物件や、利用するポータルサイトが提供する比較情報があるかを尋ねます。ご自身の物件についても、掲載直後とその後、条件の変更前と変更後を、集計期間や掲載条件をそろえて比べます。

地域全体で反響が減っているのか、それとも似た物件には反響があるのかで、次に打つ手は変わります。一律に「閲覧が何件未満なら値下げ」と決めず、比べる対象が少ない場合もその事情を踏まえて相談します。

売出価格を決めたときの根拠も確認します。査定額と売出価格の違いは、実家の売却査定で伝える情報と、査定額の前提で説明しています。

閲覧・問い合わせ・内覧で、確認することが変わります

閲覧が少ない・ほとんどない

近隣の同種物件と比べ、掲載先、検索条件、写真、情報更新、価格帯を確認します。掲載ページを売主自身でも開き、所在地・物件種別・面積などの入力に誤りがないかも見ます。

閲覧はあるが、問い合わせがない

近隣の購入候補と、価格、写真、間取り、説明の内容を比べます。価格に対して何が違うのか、購入希望者が判断するための情報が不足していないかを確かめます。

問い合わせはあるが、内覧に進まない

質問の内容と回答、その後の日程調整を確認します。内覧できる時間、鍵の手配、居住中の対応、引渡し条件などが、希望と合わなかった可能性も担当者と確かめます。

内覧はあるが、申込みがない

見送られた理由に共通する点があるかを確かめます。広告写真と現地の違い、室内の印象、修繕負担、周囲の環境などを、価格やほかの購入候補と合わせて比べます。

購入希望者からの申込みについても、どのような内容で届いているか報告を確かめます。不動産流通推進センターの解説では、希望条件を満たさない書面の購入申込みでも報告する必要があると説明されています。価格の折り合いだけでなく、引渡しの時期などの条件もあわせて確かめます。

レインズに登録されている物件は、登録証明書を使う売主専用画面で取引状況を確認できます。国土交通省の案内に確認方法があります。ポータルサイトの閲覧数や、個々の内覧の感想は、担当者からの販売報告で別に確かめます。

反響の変化や、申込み・契約後の状況も確認します

追加で考えたい状況担当者と確認すること
掲載直後だけ反響があった新しい競合物件、近隣の動向、掲載内容や条件の変更を確かめます。掲載直後と、その後の同じ長さの期間を分けて比べます。
値下げしても反響が変わらない変更した価格が各掲載先へ反映されているか、比較する価格帯や競合がどう変わったか、広告や内覧時の案内に別の課題がないかを確かめます。
同じ質問・見送り理由が繰り返される説明を加えれば解消できる疑問か、現地の状態や売却条件そのものの課題かを切り分けます。写真・説明の修正、資料の準備、価格や条件の調整を検討します。
申込みはあるが、条件がまとまらない価格、引渡し日、家財処分や修繕の負担、融資の予定などを分けて確かめます。売主側で調整できる点と、難しい点を家族間でも確認しておきます。
申込みが取り下げられ、再び募集する契約前の申込み撤回か、契約後の解除かを区別します。契約後の解除であれば、契約内容と今後の対応を先に確かめます。再募集にあたっては、取引状況や広告の出し方を担当者と確認し直します。
契約後、決済・引渡しへ進めない融資、登記、家財搬出などの未完了事項を整理し、契約上の期限・条件を確認します。買主との契約や責任についての判断は、担当者や必要な専門家へ確認します。

私なら、販売報告と比較資料を一緒に確認します

執筆・監修者の小野田敦士

小野田 敦士

  • 司法書士
  • 行政書士
  • 宅地建物取引士

私なら、販売開始からの期間、売出価格と変更履歴、掲載ページ、問い合わせ・内覧・申込みの内容を確かめます。その物件の数字だけで良し悪しを決めず、近隣の競合や成約事例とどこが違うのかを見ます。

次に、価格、掲載内容、内覧時の対応、引渡し条件のうち、何をどう見直すかを担当者と相談します。変更した日と内容を記録に残し、その後の反響も同じ条件で確かめます。相続登記の準備が残っている場合は、現在の名義や取得する人も確かめ、契約・引渡しの予定とあわせて進めます。

売却中の実家について相談したい方へ

販売報告と比較資料をもとに、見直す点を相談できます

  • 掲載ページ・販売報告・価格変更の履歴を踏まえた売却方針の相談
  • 実家の状態や引渡し条件を含めた査定・売却の相談
  • 相続登記の準備状況と、契約・決済に向けた日程の相談

他社に仲介を依頼している場合は、媒介契約の種類・期間・取り決めている内容をお伝えください。

掲載ページと、担当者から受けている報告をご用意いただくと、今の販売状況を確かめながら相談できます。

売却中の実家について相談する
閲覧数は何件あれば十分ですか?

地域、物件の種類、価格帯、掲載先や集計期間で変わります。閲覧の数え方も確かめ、近隣の類似物件やご自身の物件の前の期間と、比べる条件をそろえて確認します。

他社の物件の閲覧数が分からない場合は?

担当者が把握できる類似物件や、サイトから得られる比較情報があるかを確かめます。ご自身の物件の変更前後も比較できます。取得できない数字を、閲覧がなかったという意味にはしません。

売れなければ、すぐ値下げした方がよいですか?

価格と成約事例の比較に加え、掲載状況、反響、内覧後の意見を確かめます。価格変更の必要性と、ほかに見直す点があるかを担当者と相談します。

内覧があっても申込みがないときは、修繕しますか?

まず担当者が把握している見送り理由を確かめます。費用をかける修繕は、売却価格や売り方への影響、売主の負担を担当者と相談してから検討します。

購入申込みがあれば、売却は決まったと考えてよいですか?

申込みの条件を確かめ、売主・買主で価格や引渡しなどを調整して契約へ進みます。申込み、契約、決済・引渡しは段階を分けて確認します。

仲介会社へ依頼し、物件サイトへ掲載している実家の売却について、販売状況を見直すための一般的な案内です。実際の価格、販売方法、契約への対応は、地域、物件、権利関係、契約内容などを確認して検討します。

メニュー