浦和ホーム司法書士・行政書士・宅地建物取引士事務所案内
法定相続情報の相談記事

法定相続情報の補正はどうする?訂正方法・無料作成ツール・かんたん診断

ご相談

再構成した相談例

父の法定相続情報一覧図と戸籍を提出したところ、法務局から電話がありました。漢字の訂正と、古い戸籍の追加が必要と言われたのですが、聞き慣れない言葉もあって、何を用意するのかよく分かりませんでした。また法務局へ行く必要があるのでしょうか。

補正は、書類の追加や訂正で対応します

補正は、提出した書類の不足や誤りを直すことです。まず、追加する戸籍や訂正する箇所を具体的に確認します。聞き取れなかった内容は、法務局の担当者に聞き直して構いません。提出方法も確認し、案内に沿って書類を用意します。

戸籍が足りなければ取り寄せて追加します。一覧図の訂正を求められた場合は、直す箇所と提出方法を確認します。一覧図は訂正印を押して直すことができず、作り直しが必要になる場合があります。申出書などの訂正も、書類ごとに方法を確認します。

補正の対応方法は、内容によって異なります。「郵送でも対応できますか」と、連絡をくれた法務局に確認してください。この記事では、証明書が交付される前の補正を説明します。

聞き直す?書類を用意する?補正のかんたん診断

何を確認して、どの書類を用意する?

4問に答えると、担当者への聞き直しが必要か、書類を用意して提出できそうかを確認できます。

進捗 1 / 4問

質問 1 / 40 / 4問回答済み

法務局から、何が必要と言われた?

電話などで案内された内容を選びます。

質問と結果の目安をまとめて読む

4問に答えると、担当者への聞き直しが必要か、書類を用意して提出できそうかを確認できます。

  1. 法務局から、何が必要と言われた?

    電話などで案内された内容を選びます。

    • 戸籍などの書類を追加する:補正内容:書類の追加
    • 一覧図の文字や内容を直す:補正内容:一覧図の訂正
    • 書類の追加と、一覧図の訂正の両方:補正内容:書類の追加と一覧図の訂正
    • 申出書の訂正など、ほかの内容・よく分からない:補正内容:詳しい確認が必要
  2. 追加する書類や、直す箇所は分かる?

    戸籍なら「誰の、どの期間のものか」、一覧図なら「どの欄の、どの文字か」を把握できているかでお答えください。

    • 具体的に分かっている:説明内容:把握している
    • 聞き取れなかった・自信がない:説明内容:聞き直したいところがある
  3. 書類の提出方法は案内された?

    郵送でよいのか、窓口へ持参するのかなど、書類の出し方についての案内です。

    • 郵送・窓口などの方法を確認した:提出方法:確認済み
    • まだ確認していない:提出方法:未確認
  4. 案内された内容で、準備を進められそう?

    分からないことが残っている場合も、今の状況に近いものを選べます。

    • 自分で書類を用意できそう:準備:自分で進める予定
    • 戸籍の取り寄せなどに時間がかかる:準備:書類の取得などに時間が必要
    • 説明や書類を、一緒に確認してほしい:準備:一緒に確認したい

結果の目安と次にすること

説明が分からないときは聞き直し、内容と提出方法が分かったら書類を用意します。

  • 書類を取り寄せたり直したりする前に、聞き直します

    追加する書類や直す箇所が曖昧なままだと、違う書類を用意してしまうことがあります。「誰の、どの期間の戸籍ですか」「どの欄を直しますか」と、担当者へ確認します。

    次にすること:
    • 電話で聞く項目をメモする:不足する書類・直す箇所・提出方法と期限・担当者の名前を控えます。聞き取れなかった言葉は、その場で説明してもらいます。
    電話での聞き方を見る / 補正の説明を一緒に確認する
  • 手元の書類と補正の内容を、一緒に確認します

    補正の説明を一人で整理しきれないときは、メモが途中でもご相談ください。何が足りないか、何を直すかを確認し、必要な戸籍の収集や一覧図の作成についてご案内します。

    次にすること:
    • 連絡の内容を、分かる範囲で伝える:申出先、担当者名、聞き取れた補正内容と、提出した書類の控えがあれば手元に置いてお話しください。分からない項目があっても構いません。
    補正の連絡後の進め方を相談する / 電話での確認項目を見る
  • 取得にかかる時間と、対応期限を確認します

    戸籍の取り寄せなどに時間がかかるときは、連絡をせずに待つのではなく、法務局の担当者に事情を伝えます。いつまでに、どの書類を提出するかを確認します。

    次にすること:
    • 取得の見込みを伝える:既に請求した書類と、これから請求する書類を分けて伝えます。提出方法が未確認なら、あわせて確認します。
    対応が遅れそうなときの説明を見る / 戸籍の収集から相談する
  • 作成・取得する書類の提出方法を確認します

    直す内容が分かっていても、窓口へ行くと決める前に、郵送で対応できるかを確認できます。一覧図の差し替えや申出書の訂正は、担当者の案内に沿って行います。

    次にすること:
    • 送る書類と宛先を確認する:書類の原本が必要か、何を同封するかも確認してから発送します。
    郵送対応と期限の確認方法を見る / 対応方法を相談する
  • 戸籍などを追加し、内容を確認して一覧図を直します

    追加する戸籍で、氏名や相続関係などを確認してから一覧図を直します。書類をそろえた後、直した一覧図とあわせて、案内された方法で提出します。

    次にすること:
    • 追加する書類と訂正箇所を照合する:戸籍の内容と一覧図の氏名・日付・続柄などを確認します。一覧図は訂正印で直さず、差し替えなどの案内に従います。
    戸籍不足と一覧図の訂正について読む / 法定相続情報作成ツールを使う
  • 指定された戸籍などを追加して提出します

    追加する書類が分かっている場合は、必要な書類を取り寄せ、案内された方法で提出します。一覧図の訂正も必要と言われている場合は、そちらも直して提出します。

    次にすること:
    • 対象の人と期間を確認して請求する:取得した書類が、求められた人と期間のものかを確認します。書類名だけでなく、中の記載も確かめます。
    戸籍不足への対応を見る / 戸籍の収集を相談する
  • 案内された箇所を直し、一覧図を提出します

    戸籍や住所の証明書と見比べ、指摘された文字・日付・記載事項を直します。修正した一覧図の差し替えなど、確認した提出方法で対応します。

    次にすること:
    • 直した一覧図を印刷して確認する:入力できない文字があるときは、別の文字に置き換えず、記載方法を担当者に確認します。
    法定相続情報作成ツールを使う / 一覧図の訂正方法を見る
  • 足りない書類を、具体的に確認する:戸籍なら、誰の・どの期間の・どの種類の戸籍かを確認します。請求先の本籍地や筆頭者も、分かる範囲でメモします。
  • 一覧図は訂正印で直さない:どの箇所をどう直すか、差し替える一覧図をどう提出するかを担当者に確認します。
  • 郵送でも対応できるか確認する:送る書類、宛先、担当者名、受付番号などの記載が必要かを確認します。
  • 時間がかかる事情を担当者に伝える:書類の取得に時間がかかるときは、その見込みと対応期限を確認します。
  • メモと手元の書類から、一緒に確認する:うまく説明できなくても、ご相談いただけます。補正の連絡で聞き取れたことを伺い、手元の書類を一緒に確認します。

この診断は、連絡後に何を確認・準備するかの目安です。戸籍の不足や一覧図の誤りそのものを判定する機能ではありません。個別の訂正方法と提出期限は、連絡をくれた法務局へ確認します。

説明が分からないときは聞き直し、内容と提出方法が分かったら書類を用意します。

電話の説明が分からなかったら、何を聞く?

「改製原戸籍が足りません」と言われても、初めて聞く書類名なら、どれを取り寄せるのか分からないものです。電話の途中でも、「書類を用意したいので、もう一度ゆっくり教えてください」と伝えて構いません。

  • 足りない戸籍「誰の、いつからいつまでの戸籍ですか。戸籍・除籍・改製原戸籍のどれですか。本籍地と筆頭者も確認したいです」
  • 直す箇所「どの書類の、どの人の、どの欄ですか。どの文字や日付を、何と合わせて直しますか」
  • 提出方法と連絡先「郵送でも対応できますか。いつまでに、何を、どちらへ送りますか。担当の方のお名前と、折り返しの連絡先も教えてください」

電話を切る前に「追加するのはこの戸籍で、一覧図はここを直して郵送する、ということでよいですか」と、ご自身の言葉で確認すると、聞き違いに気づきやすくなります。すぐにメモできないときは、折り返してよい時間も確認します。

戸籍不足と一覧図の訂正は、どう対応する?

戸籍を何通か集めていても、出生から死亡までの途中の戸籍が足りなかったり、相続関係の確認に別の戸籍が必要だったりします。「古い戸籍をもう1通」とだけ覚えるのではなく、誰のどの期間が足りないかを確認して請求します。

広域交付で、最寄りの市区町村からまとめて請求できる戸籍は増えました。ただし、利用できる人や戸籍の範囲には条件があります。広域交付を利用したことと、今回必要な戸籍がすべてそろったことは別です。詳しくは法務省の広域交付の案内を読み、利用できるか迷うときは請求先の市区町村に確認します。

氏名の漢字や住所は、普段使っている表記で入力してしまうことがあります。戸籍などとの違いを指摘されたら、どの文字をどう直すかを確認します。入力できない旧字体などは、ご自身で別の文字に置き換える前に、記載方法を担当者へ確認してください。

一覧図は、法務局が認証する証明書のもとになる書面です。札幌法務局の記入上の留意事項でも、一覧図を訂正印などで直すことはできず、訂正箇所によって作成し直す場合があると案内されています。申出書にも訂正が必要なときは、その直し方を別に確認します。

  • 足りない戸籍などをそろえる

    追加取得を求められた場合は、指定された人と期間の書類を用意します。

  • 一覧図の指摘箇所を直す

    訂正を求められた場合は、戸籍などと照合して直します。新しい用紙での差し替えが必要かも、担当者の案内に従います。

  • 案内された方法で提出する

    補正内容を確認した際のメモと照らし、追加書類や差し替える一覧図を提出します。郵送する場合は、何を送ったかを控えておきます。追跡できる方法なら、配達状況を確かめるための番号も控えます。

郵送で直せる?戸籍の取得に時間がかかるときは?

申出自体は郵送でできます。補正についても、追加書類の送付や一覧図の差し替えを郵送で対応できるか、担当者に確認します。窓口へ行く前に方法を確認しておけば、書類を持たずに出向いたり、何度も足を運んだりする負担を減らせます。

戸籍を取り寄せていて、すぐに追加提出できないときは、その事情を連絡します。法務局から期限を伝えられている場合は、その日までに用意できるかを担当者に伝えます。間に合わないときの対応も確認してください。

対応に迷っている間も、担当者には状況を伝えておきましょう。法務局の手続案内では、不備を直すよう求めても必要書類や正しい一覧図が提出されない場合、預かった書類を返す扱いが示されています。分からないことや時間がかかる事情も、担当者へ伝えて進めます。

「こんな細かいところまで」と感じたときは?

執筆・監修者の小野田敦士

小野田 敦士

  • 司法書士
  • 行政書士
  • 宅地建物取引士

戸籍に慣れていないと、漢字の違いや必要な戸籍の範囲は分かりにくいですよね。補正の電話で聞き慣れない言葉が続くと、何を直せばよいのか分からなくなることもあります。説明を全部理解してから相談しようと、頑張りすぎなくて大丈夫です。聞き取れたメモと手元の書類から、足りない戸籍や直す箇所を一緒に確認します。

補正の連絡を受けた方へ

何を直すのか分からないときも、一緒に確認しましょう

  • 法務局からの説明が途中までしか分からなくても、今お困りのことからお話しください。
  • 手元の戸籍と補正の内容を確認し、必要な戸籍の収集や一覧図の作成についてご案内します。

ご自身で書類を整理しきれなくても構いません。どこを確認すればよいか、一緒に考えます。

補正の連絡後の進め方を相談する

直す内容が分かり、ご自身で一覧図を作成する方は、無料ツールもご利用いただけます。修正後は印刷した内容を確かめ、法務局の案内に沿って提出します。

法定相続情報作成ツールを使う
補正と言われたら、最初から申出をやり直す?

追加書類の提出や一覧図の差し替えなどで対応する場合があります。最初から出し直すのかを自己判断せず、担当者から案内された対応を確認します。

電話で説明された言葉が分からないときは?

聞き直して構いません。「誰のどの期間の戸籍ですか」「どの書類のどの欄ですか」と具体的に尋ねます。担当者名と連絡先を控え、確認した内容をご自身の言葉で繰り返すと、聞き違いに気づきやすくなります。

交付された証明書の誤りに気づいたら?

この記事で説明している、交付前の補正とは分けて考えます。交付された証明書をご自身で書き換えず、交付した法務局に、どの記載がどの戸籍などと違うかを伝えて対応を確認してください。

この記事は法定相続情報の証明書が交付される前の補正について説明しています。個別の訂正方法・追加書類・提出期限は、申出先の法務局の案内に沿って確認します。

メニュー