法定相続情報は郵送で申請できる?返信用封筒の準備・かんたん診断
ご相談
平日は仕事があり、法務局の窓口へ行くのが難しいです。法定相続情報は郵送でも手続できますか。返信用封筒には、いくらの切手を貼ればよいのでしょうか。
申出も、証明書の受け取りも郵送でできます
一覧図、申出書、戸籍などの必要書類を法務局へ郵送し、確認・認証を受けた証明書も郵送で受け取れます。申出と受け取りのために、法務局の窓口へ行く必要はありません。
受け取りも郵送にする場合は、申出書の受取方法で「郵送」を選び、返信用封筒と切手、または返信用レターパックを同封します。
返信用にはレターパックを使うと迷いにくいです。決められた重さ・大きさの範囲内なら料金が一定なので、戸籍が何通あるか、証明書を何枚受け取るかに応じて切手代を計算する手間を省けます。
郵送前の準備を確認する、かんたん診断
書類と返信用封筒は用意できていますか?
進捗 1 / 2問
一覧図・申出書・戸籍などの必要書類はそろっていますか?
郵送する書類が手元にあるかを確認します。
質問と結果の目安をまとめて読む
2問に答えると、必要書類の確認か、返信用封筒の準備か、次にすることが分かります。
- 一覧図・申出書・戸籍などの必要書類はそろっていますか?
郵送する書類が手元にあるかを確認します。
- そろっている
- まだそろっていない・分からない
- 郵送で受け取るための返信用封筒は用意しましたか?
切手を貼った封筒、または未使用のレターパックを、送る書類と同封します。
- 用意した
- まだ用意していない
結果の目安と次にすること
書類と返信用封筒の準備状況に合わせて、次の作業をご案内します。
- 先に、必要書類を確認します
郵送でも窓口でも、必要になる書類は同じです。亡くなった方の書類、相続人の書類、申出人の本人確認書類を用意します。
次にすること:- 必要書類を確認する:亡くなった方の出生から死亡までの戸籍は、複数通必要な場合があります。手元にどこまであるかを確かめます。
- 一覧図と申出書を作る:戸籍などがそろったら、作成ツールで一覧図と申出書を作れます。
- 返信用封筒を用意します
証明書だけでなく、返却される戸籍なども入る封筒を用意します。レターパックを使う場合は、料金と大きさを確認し、お届け先にご自身の住所・氏名を書いて同封します。
次にすること:- 返送方法を選ぶ:対面で受け取りたいならプラス、郵便受けへの配達ならライトです。返却される書類の厚さも確認します。
- 封をせずに同封する:法務局で書類を入れられるよう、返信用封筒は封を閉じずに入れます。
- 宛先と申出書を確認して、発送します
送付先の法務局の住所、申出書の受取方法、返信用封筒のお届け先を確認します。追跡できる方法で送る場合は、問い合わせ番号を控えておきます。
次にすること:- 封筒を閉じる前に確認する:必要書類と返信用封筒が入っているか、発送前の確認項目で確かめます。
診断は郵送の準備を確認するものです。書類の不足や記載内容の誤りを判定するものではありません。
郵送で申し出て、証明書を受け取るまで
- 申出先の住所を確認する
申出先として選べる法務局をこちらの記事で確認できます。選んだ本局・支局・出張所の住所へ送ります。全国どこの法務局へでも送れるわけではありません。
- 一覧図・申出書と必要書類を用意する
一覧図と申出書に、戸籍・住所の証明書・申出人の本人確認書類などを添えます。戸籍などは原本を提出し、本人確認書類のコピーには所定の記載が必要です。書類ごとの用意の仕方は、法務局の必要書類の一覧で確認できます。
- 申出書で郵送受取を選び、返信用封筒を入れる
法務局から受け取る証明書の枚数も記入します。返信用封筒は、返却される戸籍なども入る大きさのものを用意します。
- 書類一式を法務局へ送る
戸籍などの原本を送るため、配達状況を追跡できる郵送方法をおすすめします。申出書には、連絡の取れる電話番号を記入しておきます。
- 法務局の確認後、証明書と返却書類を受け取る
不足や書き間違いがあれば、法務局から連絡が来ることがあります。必要な訂正や追加提出をしたうえで、証明書と返却書類を受け取ります。
返信用レターパックは、送付用とは別に用意します
法務局へ送るときにもレターパックを使うなら、送付用と返信用の2枚を用意します。一度使ったレターパックは再利用できません。
- お届け先は、ご自身の住所・氏名返信用なので、お届け先に書くのは法務局の住所ではありません。ご自身が受け取るための郵便番号・住所・氏名を書きます。
- 返信用は、封をしない未使用のレターパックを用意し、法務局で返却書類を入れられる状態で同封します。プラスの配達証は、はがさずに残してください。
- 返信用の問い合わせ番号も控える送付用と返信用は別の番号です。それぞれの番号を手元に控えておくと、返送の配達状況も確認できます。
普通の封筒に切手を貼って用意する方法でも構いません。その場合は、証明書だけでなく、返却される戸籍などと封筒の重さも含めて、郵便料金を確認します。返送される書類の量が分からず切手代に迷うときは、送る前に申出先の法務局へ確認してください。
レターパックプラスとライト、どちらを選ぶ?
どちらも配達状況を追跡できます。料金だけでなく、返ってくる書類の厚さと受け取り方で選びます。
| 項目 | レターパックプラス | レターパックライト |
|---|---|---|
| 料金 | 全国一律600円 | 全国一律430円 |
| 配達方法 | 対面で受け取り、受領印または署名 | 郵便受けへ配達 |
| 重さ・厚さ | 4kg以内。専用封筒に収まり、封ができれば厚さ3cmを超えても利用可能 | 4kg以内・厚さ3cm以内 |
戸籍が多く、返送される書類が厚くなりそうなら、厚さ3cmを超えても使えるプラスが向いています。ライトは、証明書と返却書類を合わせて厚さ3cm以内に収まる場合に使えます。
法務局の証明書の交付手数料は無料ですが、送付と返送の郵送料はご自身の負担です。レターパックには損害賠償がありません。補償のある方法を希望する場合は、書留などの利用と返信方法を確認します。
封筒を閉じる前の確認項目
- 送付先選んだ法務局の本局・支局・出張所の住所になっている。
- 必要書類一覧図・申出書・戸籍などの必要書類が入っている。
- 申出書証明書の枚数と郵送受取を記入し、連絡先の電話番号も確認した。
- 返信用封筒ご自身の住所・氏名を書き、切手を貼った封筒または未使用のレターパックを、封を閉じずに入れた。
- 発送の記録追跡できる方法で送る場合、送付用と返信用の問い合わせ番号をそれぞれ控えた。
切手代に迷うなら、返信用はレターパックが分かりやすいです

小野田 敦士
- 司法書士
- 行政書士
- 宅地建物取引士
戸籍は人によって通数が違います。返ってくる証明書の枚数も違うため、普通の封筒を使うと「いくらの切手を貼ればいいのか」と迷いがちです。レターパックなら、決められた重さ・大きさに収まるかを確認して用意できます。いちばん安い方法とは限りませんが、切手代の計算に迷わずに済むのがよいところだと考えています。
穴うめしていくと、一覧図と申出書ができあがります
- 氏名や日付などを入力して、一覧図と申出書を作れます
- 申出先と郵送受取も、作成ツールで選べます
- 戸籍集めから申出・証明書の受け取りまで任せたい場合は、ご相談ください
書類がそろったら、一覧図と申出書を無料で作れます。
一覧図と申出書を無料で作る作成した書類を法務局へ提出し、確認・認証を受けると証明書が交付されます。郵送の準備でよくある質問
返信用にも切手を貼る必要がありますか?
普通の封筒を使う場合は、返送に必要な切手を貼って同封します。プラス600円・ライト430円のレターパックなら、別に切手を貼る必要はありません。古い料金のレターパックを使う場合は、現在の料金との差額分の切手が必要です。
レターパックは1枚だけでよいですか?
送付用と返信用の両方をレターパックにするなら2枚です。送付用を普通の封筒などにする場合は、返信用のレターパック1枚を別に入れます。一度使ったレターパックは再利用できません。
郵送で申し出たら、訂正のために窓口へ行くことになりますか?
必ず窓口へ行くわけではありません。訂正や追加提出の方法は、法務局からの連絡に沿って確認します。申出書には連絡の取れる電話番号を記入しておきます。