相続登記の用語・書類解説
本籍とは?住所との違いと、相続で確認する理由
ひとことで言うと
本籍は、その人の戸籍がどこに置かれているかを表す場所です。生活している住所とは別のものです。
この用語の分類:戸籍を請求するときの基本用語
なぜ相続手続で本籍が必要なのですか?
戸籍は本籍地の市区町村が管理しています。亡くなった方の戸籍や戸籍の附票を請求するときは、どの戸籍を出してもらうのかを特定するために本籍が必要です。
相続登記では、本籍そのものが不動産の所在地になるわけではありません。必要な戸籍へたどり着くための場所と考えると分かりやすいと思います。
本籍と住所は、何が違いますか?
| 項目 | 本籍 | 住所 |
|---|---|---|
| 表すもの | 戸籍が置かれている場所 | 実際の生活の本拠として住民登録した場所 |
| 管理する記録 | 戸籍・戸籍の附票 | 住民票・住民票の除票 |
| 相続での主な役割 | 戸籍の請求先を特定する | 登記簿上の住所とのつながりを確認する |
本籍と住所が同じ方もいますが、同じでなければならない決まりはありません。浦和に住んでいても、本籍が別の市区町村にあることは普通です。
本籍が分からないときは、どう確認しますか?
ご自身の本籍は、本籍・筆頭者を記載した住民票を取得して確認できます。亡くなった方については、本籍を記載した住民票の除票などから確認します。請求時に本籍を載せる項目へチェックを入れます。
住民票の除票については「住民票の除票とは?」で、相続登記で見る箇所を説明しています。
なぜ本籍と一緒に「筆頭者」を聞かれるのですか?
同じ本籍の場所に、別の戸籍が置かれていることもあります。そのため、請求書では本籍だけでなく、戸籍の先頭に記載された「筆頭者」も使って戸籍を特定します。
本籍についてよくある質問
本籍は、今住んでいる住所ですか?
同じ場合もありますが、別のものです。本籍は戸籍の所在場所、住所は生活の本拠として住民登録している場所です。
父の本籍が分からなくても、相続手続を始められますか?
始められます。本籍を記載した住民票の除票など、手元に用意できる書類から確認します。
本籍の場所に住んでいたという意味ですか?
その意味ではありません。本籍は住所の履歴ではなく、戸籍が置かれている場所です。