相続登記を進めるための辞書
相続登記の用語・書類をやさしく説明
相続登記で突然出てくる戸籍・附票・印鑑証明書や、実家の価値を考えるときの固定資産税評価額・路線価・実勢価格を整理します。暗記ではなく、必要な場面で意味を確認するための用語集です。
すべての言葉を覚える必要はありません。役所から言われた言葉や、手元の書類に書かれた名前が分からないときに、必要なところだけ確認してください。
戸籍を請求するときの基本用語
役所の請求書に出てくる、本籍・筆頭者・現在の戸籍などの言葉です。
戸籍戸籍は、親子や夫婦などの身分関係を公的に確認する記録です。相続登記で何を確認するのか、なぜ一通だけでは足りないことがあるのかを説明します。
本籍本籍は戸籍の置かれている場所で、現在の住所とは別のものです。相続手続で本籍が必要になる理由と、分からないときの確認方法を説明します。
筆頭者筆頭者は、一つの戸籍の最初に記載されている人です。世帯主との違い、亡くなっても変わらない理由、相続で確認する場面を説明します。
現戸籍現戸籍は、現在使われている戸籍を指す実務上の呼び方です。相続手続の出発点になる一方、亡くなった方の出生から死亡までを一通で確認できない理由を説明します。
戸籍の広域交付戸籍の広域交付は、本籍地以外の市区町村窓口で戸籍・除籍をまとめて請求できる制度です。利用できる人、対象外の書類、兄弟姉妹相続とさいたま市での注意点を説明します。
過去の身分関係を確認する戸籍
相続人を確認するため、古い記録までさかのぼるときに出てくる言葉です。
亡くなった方の住所をつなぐ書類
登記簿上の住所と死亡時の住所が同じ方のものだと確認するときに使います。
住民票の除票住民票の除票は、亡くなった方の最後の住所を確認する書類です。本籍を記載して請求する理由、取得先、戸籍の附票との違いを説明します。
戸籍の附票戸籍の附票は、一つの戸籍に在籍していた間の住所を記録した書類です。一生分の住所が一枚に載るわけではない理由と、相続登記で確認する箇所を説明します。
除附票除附票は、戸籍に在籍する人がいなくなり除籍になった後の戸籍の附票です。相続登記で古い住所を確認する場面と、保存期間の注意点を説明します。
改製原附票改製原附票は、戸籍の附票が新しい様式へ作り替えられる前の住所記録です。現在の附票だけでは古い住所が分からないときに確認する理由を説明します。
不在住証明書・不在籍証明書不在住証明書と不在籍証明書は、指定した住所や本籍に、指定した氏名の記録がないことを証明する書類です。相続登記で検討する場面と、これだけでは証明できないことを説明します。
上申書登記簿の住所と亡くなった方の住所が公的書類でつながらないとき、上申書を使うことがあります。ほかの資料との関係、相続人全員の実印と印鑑証明書、架空の記載例を説明します。
遺産の分け方
不動産などの遺産を、現物・代償金・売却代金のどの形で分けるかを説明します。
遺産分割で使う書類
相続人の話合いで不動産を相続する方を決めたときに出てくる書類です。
印鑑証明書印鑑証明書は、遺産分割協議書に押した印鑑が実印であることを公的に示す書類です。相続登記で必要になる場面、有効期限、取得先を説明します。
契印と割印遺産分割協議書が複数枚になったときの契印について、相続人全員が使う印鑑、ホチキスで留めた書類を平らに開いて押す方法、製本テープ、割印との違いを図で説明します。
訂正印訂正印は協議書の文字を直したことを示す印鑑です。使うのは小さな豆印ではなく、署名欄へ押した本人の実印。二重線での訂正方法と捨印との違いを説明します。
捨印捨印は後から明らかな誤記が見つかったときのため、協議書の欄外へ先に押しておく実印です。手続で役立つ場面と、取得者や金額は変更できない注意点を説明します。
遺産分割協議書の書き方
不動産や預貯金などを、協議書の中で特定できるように書く方法です。
遺産分割協議書の不動産の書き方遺産分割協議書の不動産は、普段使う住所ではなく、現在の登記事項証明書どおりに書きます。土地・建物・マンションで転記する項目と記載例を説明します。
遺産分割協議書の預貯金の書き方遺産分割協議書の預貯金は、金融機関・支店・預金種別・口座番号などで口座を特定します。残高は必須ではありません。残高を書く場合の基準日、銀行・ゆうちょ銀行の記載例を説明します。
土地の地番と普段の住所の違い土地の地番と普段使う住所(住居表示)は、何のための番号かが違います。遺産分割協議書に書く番号、登記事項証明書で見る場所、住所と同じ場合を説明します。
遺産分割協議書の亡くなった方の氏名の書き方遺産分割協議書に書く亡くなった方の氏名は、戸籍などの公的な書類を見て記載します。不動産があるときの登記上の氏名、旧字体・異体字、パソコンで入力できない文字を手書きで補う方法を説明します。
遺産分割協議書の亡くなった方の最後の住所の書き方遺産分割協議書に書く亡くなった方の最後の住所は、住民票の除票に記載されたとおりに写します。戸籍の附票を使う場合や、登記簿上の住所と違う場合の考え方も説明します。
遺産分割協議書の亡くなった方の本籍の書き方遺産分割協議書に、亡くなった方の本籍を必ず書く決まりはありません。本人を特定できることが大切です。本籍を書く場合に何を見て、どの本籍を書くのかも説明します。
遺産分割協議書の死亡日の書き方遺産分割協議書に書く死亡日は、戸籍や除籍の死亡事項どおりに記載します。孤独死などで「推定」「頃」「○日から○日の間」とある場合の書き方、発見日との違いを説明します。
相続登記の申請で使う手続
法務局へ書類を提出するときに出てくる、相続人申告登記や原本還付などの手続です。
固定資産現所有者申告書固定資産現所有者申告書は、登記名義人が亡くなった後、相続登記までの固定資産税を扱うため市区町村へ出す書類です。相続人代表者指定届との関係、期限、提出先、相続登記との違いを説明します。
相続人申告登記相続人申告登記は、期限までに最終的な相続登記が難しいとき、簡易に申請義務へ対応する制度です。誰が申し出るか、何が登記されるか、売却できるのか、遺産分割後に必要な登記を説明します。
相続登記の原本還付相続登記の原本還付とは、法務局へ提出した戸籍や遺産分割協議書などの原本を、審査後に返してもらう手続です。戸籍に相続関係説明図を使う特別な扱いも説明します。
数次相続数次相続とは、最初の相続が終わらないうちに相続人が亡くなり、次の相続が重なることです。祖父、父の順に亡くなった例で、代襲相続との違いと相続登記の注意点を説明します。
代襲相続代襲相続とは、本来相続人になる方が先に亡くなっている場合などに、その子が代わって相続人になる制度です。数次相続との違い、孫や甥・姪の範囲、相続登記で確認する戸籍を説明します。
不在者財産管理人不在者財産管理人は、所在が分からない相続人の財産を守るため、家庭裁判所が選任する人です。連絡がない場合との違い、遺産分割へ参加するときの許可、申立先を説明します。




